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                 開祖 宗道臣(そう どうしん)

◆中国で生まれたの?

少林寺拳法は1947年に日本で生まれました。 戦後中国から帰国した開祖・宗道臣が、中国で学んだ拳技をもとに自らの理論による独自の拳法をあみ出し、それを「少林寺拳法」と名づけたのです。

 

◆基本とする考え方は?

「半ばは自己の幸せを、半ばは他人の幸せを」これが少林寺拳法の基本理念です。

まず体と心を鍛えて頼りになる自分を作り、半分は他人のことも考え、人間同士がともに手をつないで生きていける社会を目指そうというのが少林寺拳法の考え方なのです。

 

◆どんな技術?

少林寺拳法は護身の技術です。

ふりかかる暴力に対して、突きや蹴りで対処する”剛法”と、抜きや逆技で対処する”柔法”とがあります。いずれも体の大きさや力の強さに頼ることなく、合理的に相手を制することができるように作られています。

 

◆練習の特徴は?

少林寺拳法は他人と強さや勝ち負けを競うことが目的ではありません。練習では相手と攻者・守者の立場を交代しながら共に協力し合って上達を図ります。

その練習はまた、自己を確立し、他者と協力し合うことを学ぶための「行」でもあるのです。

 

◆日本だけのものですか?

少林寺拳法は現在、全国に2800の支部があり、会員総数は140万人を数えます。また海外には24ケ国に支部が広がっており、4年に一度の国際大会などが開催されています。

 

◆年齢・性別の制限は?

少林寺拳法の技術は、年齢・性別に関係なく、自分の体力に応じて楽しく練習することができます。連盟に入会すれば、最寄の支部で指導が受けられます。

 

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